ナイロン素材でできたバッグは、軽くて丈夫でとても便利なアイテムですよね。
でも、ふとしたときにイヤなにおいがすることってありませんか?
特に、新しく買ったばかりのナイロンバッグは、特有のにおいが強く感じられることもあります。
さらに、長く使っているバッグでも、生活の中でしみついたにおいが残っていることも多いです。
お気に入りのバッグほど、気持ちよく使いたいものですよね。
この記事では、自宅で簡単にできるナイロンバッグのにおい対策を、わかりやすく紹介していきます。
洗濯ができないバッグでも使える、便利な方法もたくさんあるので、ぜひ試してみてくださいね。
ナイロンバッグのにおいを取る!かんたん消臭テクまとめ
ナイロンバッグは、毎日のお買い物やお出かけにとても役立つアイテムです。
ですが、使っているうちにだんだんとにおいが気になるようになることがあります。
とくに、新品のナイロンバッグでは、袋を開けたとたんに独特のにおいがすることもありますよね。
そんなときに試してほしいのが、簡単で安全なにおい対策です。
ここからは、自宅ですぐにできる方法をいくつか紹介していきます。
毎日の生活の中で無理なくできる方法ばかりなので、ぜひ気軽に試してみてくださいね。
【方法1】バッグに重曹を使ってにおいをオフ
重曹は、においを取る力があることで有名な家庭用アイテムです。
とくに酸っぱいにおいや油っぽいにおいなど、酸性のにおいにはとても効果があります。
ナイロンバッグにしみついたにおいを取るときにも、この重曹が大活躍してくれます。
使い方はとても簡単です。
下の表の手順でやってみてください。
手順 | 内容 |
---|---|
① | バッグのサイズに合うビニール袋を準備します。 |
② | バッグをその中に入れます。 |
③ | 重曹をたっぷりと入れて袋の口をしっかり閉じます。 |
④ | そのまま3日から1週間ほど置いておきます。 |
⑤ | 時間が経ったら重曹をしっかり払い落とします。 |
水洗いができるバッグであれば、重曹と食器用の中性洗剤を混ぜた液に数時間つける方法もあります。
つけ終わったらしっかり水ですすいで、日陰でよく乾かしましょう。
重曹は自然にも人にもやさしくて、手軽に使えるのでとてもおすすめです。
【方法2】消臭炭をバッグに入れておくだけでOK
重曹以外にも、炭を使った消臭方法もあります。
炭は昔から消臭や湿気取りに使われてきた自然なアイテムです。
バッグの中身を全部出したあと、炭をポンと入れておくだけで、時間とともににおいを吸い取ってくれます。
ポイントは、「消臭用」として売られている専用の炭を使うことです。
100円ショップやホームセンターで簡単に手に入りますよ。
バーベキュー用の炭は細かい粉が出ることがあるので、バッグの中が汚れてしまうかもしれません。
ですので、使わないようにしましょう。
次に使うまで炭を入れたままにしておくと、持ち歩いていない間にゆっくり消臭してくれます。
【方法3】天日干し+風通しで自然ににおい対策
ナイロンバッグを使ったあとは、天気のいい日に干しておくのもよい方法です。
日光には殺菌作用があるので、においの元になる雑菌をへらしてくれる効果があります。
まずは短時間だけ、直射日光の下で天日干しをしましょう。
そのあとは、風通しのよい日陰に移して、しっかりと乾かしてください。
ずっと強い日差しに当て続けると、バッグの色があせたり、形がくずれたりすることがあります。
なので、干す時間にはちょっと気をつけましょう。
この方法は、においを消すというよりも、においがつかないようにする予防として使うのが効果的です。
【方法4】洗わずに使える!サシェでにおいを防ぐ
ナイロン素材のバッグは、洗濯ができないものもあります。
そんなときに活躍するのが「サシェ」です。
サシェとは、小さな袋に消臭成分や香りのあるものを入れたもので、バッグの中に入れておくだけでにおいをやわらげてくれます。
手作りするのも簡単です。
手順 | 内容 |
---|---|
① | 不織布かお茶パックなどに重曹を入れます。 |
② | 中身がこぼれないように、しっかりと口をしばります。 |
③ | かわいい袋やポーチに入れれば完成です。 |
重曹だけでにおいをとるのもいいですし、好みのアロマオイルを数滴たらせば、香りも楽しめます。
消臭と香りの両方をかなえることができるので、日常使いにとてもおすすめです。
ナイロンバッグってそもそもどんな素材?においの元は?
ナイロンという素材は、石油をもとに作られている化学繊維です。
軽くて水をはじきやすく、すぐに乾くのが特徴です。
とても便利な素材ですが、その反面、製造のときに使われる成分がにおいの原因になることがあります。
この「新品のにおい」は、石油由来の成分が残っているために起こるものです。
また、ナイロンの表面はツルツルしていますが、細かいすきまににおいの元が入り込むと取れにくくなることがあります。
ですので、使い終わったあとにしっかりケアしておくことが大切です。
ナイロンバッグがくさくなる原因とは?
毎日使っているナイロンバッグのにおいの原因は、気がつかないうちについた汚れがほとんどです。
たとえば、お弁当のにおい、油がついた手でさわったときの皮脂、汗などがあります。
これらの汚れは、酸性の性質を持っていることが多く、時間がたつとにおいに変わっていきます。
そのため、酸性のにおいを中和できるアルカリ性のもの、たとえば重曹を使うと効果的なのです。
しっかりとにおいを取るには、においの種類や原因を知っておくことがとても大事です。
まとめ:自分に合ったにおい対策でバッグを長持ちさせよう!
ナイロンバッグのにおいは、ちょっとした工夫でかなり軽減することができます。
とくにおすすめなのは「重曹」を使う方法です。
においの元が酸性であることが多いので、アルカリ性の重曹がぴったりなんです。
また、サシェや消臭炭を使えば、洗えないバッグでも安心してにおい対策ができます。
定期的に天日干しをすることも、におい予防として効果的です。
お気に入りのバッグをこれからも気持ちよく使うために、今日からできる対策を始めてみてくださいね。