新幹線を使うとき、「いつホームに行けばいいの?」と心配になる人も多いと思います。
特に、はじめて新幹線に乗る人や、旅行で利用する人にとっては、乗るタイミングはとても大事です。
あまり早く行きすぎるとホームで長く待つことになります。
逆に、ギリギリだと焦ってしまい、乗り遅れるおそれもあります。
この記事では、新幹線に乗るときのベストなタイミングについて、わかりやすく解説していきます。
はじめての人でも、安心して乗れるように、細かく説明していきますね。
新幹線の乗車タイミングを徹底解説
新幹線に乗れるタイミングは、乗る駅やその電車の運行の流れによってちがいます。
たとえば始発駅と途中駅では、乗車できるタイミングが変わってくるんです。
また、車庫から出てくる新幹線なのか、前の駅から折り返してくる新幹線なのかでも、タイミングは変わります。
新幹線は時間通りに動く乗り物なので、事前にどれくらい前にホームへ行けばいいのか、知っておくと安心です。
始発駅でのケース
始発駅では、ふたつのタイプの新幹線があります。
ひとつは、車庫から出発する新幹線です。
もうひとつは、終点駅から折り返してくる新幹線です。
車庫から出てくる新幹線は、ホームに早めに到着することが多いです。
この場合、だいたい出発の10分前くらいから乗ることができます。
一方、終点駅から折り返す新幹線は、清掃や点検などを行ってから乗れるようになります。
この場合は、およそ出発の5分前に乗車がはじまります。
いずれの場合も、駅や路線によって差があることもあるので、駅の放送や案内表示をよく見るようにしましょう。
途中駅で乗るときのタイミング
途中駅から新幹線に乗るときは、ちょっとちがうルールがあります。
まず、新幹線がホームに入ってきたあと、先に降りる人がすべて降りてから乗車がはじまります。
だいたいの場合、出発の1分前くらいに乗れることが多いです。
ただし、駅によっては乗り換えの列車を待っている時間が長くなったり、遅れが出たりすることもあります。
そういうときは、予定よりも早く乗れたり、逆に時間がかかることもあるので注意しましょう。
ホームでは、案内の放送をしっかり聞くことが大切です。
また、乗車口の位置もあらかじめ確認しておくとスムーズに乗れますよ。
時間に合わせた行動で待ち時間を短く
新幹線の発車時間や到着時間は、ネットやアプリを使えば簡単に調べることができます。
最近は、リアルタイムで列車の動きを見ることもできるようになりました。
出発時間を確認しておけば、駅で長時間待たされることもありません。
また、急な予定変更があっても、すぐに確認できるのが便利です。
特に旅行や出張など、大切な予定があるときは、事前に時刻表を見ておくことをおすすめします。
乗り遅れを防ぐためにも、ホームに向かう時間の目安を立てておきましょう。
自由席を使うなら並ぶタイミングが大事!
新幹線の自由席は、早く並んだ人から順番に好きな席を取ることができます。
そのため、座って移動したい人は、なるべく早くホームに行っておくのがコツです。
とくに旅行シーズンなど混雑する時期には、自由席がすぐに満席になることもあります。
以下に、時期ごとのおすすめの並ぶ時間をまとめました。
利用時期 | 並ぶタイミング(目安) | コメント |
---|---|---|
繁忙期(GW・お盆など) | 40~50分前が理想 | 立ち乗りを避けたいなら早めに並びましょう |
通常期・平日 | 15分前でも十分座れることが多い | 比較的すいているので安心です |
通常期・週末 | 20分前に行くのがおすすめ | グループで座りたいときに便利です |
とくにゴールデンウィークや年末年始、お盆の時期は、乗車率が200%を超えることもあります。
この時期は、自由席で座るのがむずかしくなるため、できれば40〜50分前に並ぶと安心です。
ふだんの平日なら、出発の15分前でも座れることが多いですが、週末は少し早めに並ぶとよいでしょう。
指定席なら安心だけど油断は禁物
指定席を予約している人は、自分の席が決まっているので、急いで並ぶ必要はありません。
列車が来たあとでも、落ち着いて乗ることができます。
でも、だからといってギリギリに行くのはちょっと危険です。
たとえば、ホームまでの道に迷ったり、エレベーターが混んでいたりすると、思ったより時間がかかることがあります。
また、時計の時間がずれていて、ホームに着いたときにはすでにドアが閉まりかけている、ということもあります。
こういったトラブルを防ぐためにも、出発の5分前にはホームにいるようにしましょう。
そうすれば、気持ちに余裕を持って乗車できますし、忘れ物などにも気づきやすくなります。
まとめ:新幹線に乗るために知っておきたいポイント
最後に、新幹線に乗るときのポイントをもう一度わかりやすくまとめます。
シチュエーション | おすすめの行動 |
---|---|
始発駅(車庫から出発) | 出発10分前にホームで待つ |
始発駅(折り返し運転) | 出発5分前に乗車開始が多い |
途中駅 | 出発1分前くらいから乗れる |
自由席(通常期・平日) | 出発15分前にホームへ行く |
自由席(通常期・週末) | 出発20分前には並ぶようにする |
自由席(繁忙期) | 40〜50分前から並ぶのが安全 |
指定席 | 出発5分前までにはホームへ到着する |
どんな乗り方をする場合でも、「ちょっと早めに行動する」ことがいちばんのポイントです。
とくに駅の中が広かったり、はじめての駅だったりすると、ホームまで行くのに時間がかかることもあります。
駅の案内をよく見て、乗車口の位置や改札からの距離もチェックしておきましょう。
自由席でも指定席でも、時間にゆとりがあれば、気持ちよく新幹線の旅を楽しめますよ。