レンジでマシュマロをやわらかくするには何秒？ふんわり溶けてスイーツにぴったり！

マシュマロは、ふわふわと軽くて、口の中ですっと溶けるような食感が特徴のお菓子です。

そのまま食べてもとてもおいしく、大人から子どもまで幅広い世代に人気があります。

でも実は、ちょっと工夫して加熱することで、また違った楽しみ方ができることをご存じですか？

マシュマロの主な材料は、砂糖とゼラチンです。

この2つの成分には、加熱することで形が変わる性質があります。

そのため、マシュマロを使えば、少ない材料でもさまざまなお菓子を簡単に作ることができます。

特に、加熱するとふくらんだり溶けたりするのがマシュマロの魅力です。

ですが、電子レンジでただ加熱するだけでは、思ったほどきれいに溶けないこともあります。

加熱の仕方や時間によって、うまく溶けるかどうかが決まってくるのです。

今回は、そんなマシュマロの加熱による変化を詳しくご紹介するとともに、それを活用したかんたんでおいしいスイーツの作り方もあわせてお伝えしていきます。

レンジでのマシュマロ加熱実験！どのくらいでふくらむ？

普段おやつとしてそのまま食べられているマシュマロですが、実際に電子レンジで加熱するとどう変わるのでしょうか？

マシュマロは、加熱することでびっくりするような変化を見せます。

とくに注目したいのは、電子レンジの加熱でどのくらいふくらむのか、という点です。

600ワットで10秒間、または500ワットで15秒間加熱すると、マシュマロはすこしずつふくらみ始めます。

さらに加熱を続けると、600ワットでは40秒、500ワットでは1分程度で、マシュマロがふんわり大きくなっていきます。

ふくらんだマシュマロの見た目は、元のサイズの2倍ほどになることもあります。

これは、マシュマロの中にある空気が熱でふくらんで、全体が大きくなっていくからです。

その一方で、加熱しすぎるとマシュマロの水分が飛んでしまい、表面がかたくなってしまいます。

焦げたり、ベタベタになったりすることもあるので、加熱中は目を離さないことが大切です。

このように、加熱時間を工夫することで、マシュマロはまったく別のおいしさに変化します。

マシュマロは、熱を加えることでとても溶けやすくなります。

お菓子づくりに使いたいとき、うまく溶かせる方法を知っておくと便利です。

ここでは、レンジ、鍋、湯煎の3つの溶かし方をご紹介します。

鍋にお湯（約50〜55度）を入れ、その上にマシュマロを入れたボウルを重ねて、湯煎でじっくりと溶かします。

この方法は時間は少しかかりますが、マシュマロが焦げる心配がほとんどありません。

ゆっくり混ぜることで、とてもなめらかに仕上がります。

プリンやムースなど、口どけを重視したスイーツにぴったりです。

マシュマロ25gと水大さじ1を耐熱容器に入れ、ラップをせずに600Wで約30秒加熱します。

加熱後はすぐに取り出して、熱いうちに混ぜ合わせてください。

マシュマロがふくらんできたら溶け始めているサインです。

量が多い場合は、加熱時間を少し長くして調整しましょう。

ただし、加熱しすぎるとマシュマロがかたまりやすくなるので、注意が必要です。

鍋に水を入れて火にかけ、そこへマシュマロを加えながらゆっくり混ぜていきます。

火力は弱火にし、焦げつかないように気をつけながら加熱します。

マシュマロが半分くらい溶けたら火を止め、あとは余熱で溶かしきると、きれいに仕上がります。

溶かし方	加熱時間の目安	特徴	向いているお菓子の例
電子レンジ	約30秒～1分	手軽にできて早いけど焦げに注意	クッキー、レアチーズ、アイス
鍋	約2～3分	火加減で調整しやすく仕上がりも安定	プリン、ホットドリンク
湯煎	5分以上	均一に溶けてなめらか、焦げの心配がない	ムース、ゼリー、プリン

マシュマロは、加熱して溶かすことで、いろんなお菓子に変身します。

少ない材料で作れるのも魅力のひとつです。

ここでは、マシュマロを使ったかんたんなスイーツを6つご紹介します。