Twitter、または現在「X」とも呼ばれているこのSNSを使っていると、タイムラインに「おすすめ動画」と書かれた欄が出てくることがあります。
この動画欄、便利に思う人もいるかもしれませんが、実は「あまり好きじゃない」と感じているユーザーもたくさんいるのです。
たとえば、「なんでこの動画が出てくるの?」「まったく興味がないのに」「不快なサムネイルで困ってしまう」といった声が多く見られます。
そもそもTwitterを使う目的は「動画を見ること」ではない、という人がほとんどなのかもしれませんね。
今回は、そんな「おすすめ動画」がどうして表示されるのか、そして非表示にする方法はあるのか、できるだけ分かりやすく説明していきます。
「いらない機能だけど、どうしたら消せるの?」と思っている方に向けて、現時点で考えられる対応策も紹介します。
現時点では「おすすめ動画」は非表示にできない?
まず結論からお伝えすると、「おすすめ動画」を完全に消す方法は、今のところTwitterの機能には用意されていません。
私自身もTwitter(X)を日々使っていて、「この機能、いらないな」と思っていろいろ試してみましたが、無効にするボタンや設定は見当たりませんでした。
通常のツイートであれば、ミュートしたりブロックしたりして表示を防ぐことができますよね。
でも、「おすすめ動画」はそれらの対策が使えないタイプのコンテンツになっているのです。
また、言語設定を変えることで特定のコンテンツを見えなくする方法もありますが、「おすすめ動画」は画像として表示されるため、言語を変えても意味がないのです。
つまり、テキストではない分、設定で隠すことがとても難しくなっているというわけですね。
いろいろな方法を試してみても、現状ではユーザー側でコントロールすることはほとんどできないというのが実際のところです。
動画を投稿したアカウントをブロックする方法とその効果の限界
「おすすめ動画」に出てくる映像は、すべてTwitter(X)のユーザーが投稿したものです。
つまり、その動画をクリックすると、その投稿者のツイートページにジャンプする仕組みになっています。
この仕組みを使って、動画を投稿したアカウントをブロックすることは可能です。
ですが、実際にそれをやってみると、さまざまな課題にぶつかることになります。
以下に、その課題をわかりやすくまとめた表を作成しました。
ブロックの課題 | 内容 |
---|---|
表示がしばらく続く | ブロックしても、そのアカウントの動画がすぐには消えないことがある。 |
人数が多すぎる | 動画投稿者はとても多く、全員をブロックするのは現実的ではない。 |
別の動画がすぐ出る | 一つのアカウントをブロックしても、すぐに別の人の動画が表示されてしまう。 |
表示バグがある | ブロック済みなのに、そのアカウントの動画がまた出てくることもある。 |
このように、ブロック作業は手間がかかるうえに、効果が一時的で、期待したほどの変化が見られないことが多いのです。
見たくない動画が出てきたときの実用的な対処法
それでも、「このサムネイルだけはどうしても見たくない…」というケースってありますよね。
そういうときには、少しでも快適に使うための対策をいくつか試してみる価値があります。
まずは基本的な方法として、その動画を投稿しているアカウントをブロックしましょう。
たとえ完全に表示を止められないとしても、少しずつ表示回数を減らす効果はあります。
さらに、Twitter(X)のアルゴリズムは、ユーザーの行動をもとに表示内容を変えていきます。
ですので、自分の興味があるテーマを検索したり、よく見るようにすることで、表示される動画の傾向も変わってくる可能性があるのです。
こちらに、効果的な対策とそのポイントをまとめた表を用意しました。
対策方法 | ポイントと注意点 |
---|---|
アカウントをブロック | 一時的でも表示を減らす効果がある。運営の対応にもつながるかも。 |
好きな話題を検索する | アルゴリズムに好みを覚えさせる。表示内容が改善される可能性あり。 |
小さな工夫ですが、これらを日常的に取り入れることで、少しでも快適なタイムラインに近づけることができるはずです。
まとめ:ユーザーができることと、今後の改善への期待
今回紹介したように、「おすすめ動画」については現時点で確実に非表示にできる方法は残念ながら存在していません。
動画の投稿者をブロックするという手段もありますが、それだけでは十分な対策にはなりませんでした。
ただし、Twitter(X)はこれまでもたびたび機能の変更や改善を行ってきた実績があります。
そのため、今後のアップデート次第で「おすすめ動画」がもっと使いやすいものに変わる可能性も十分にあるのです。
「この機能、ちょっと困るな」と感じている方は、ぜひ運営にフィードバックを送ってみてください。
ユーザーからの声が集まることで、改善への動きが加速するかもしれません。
小さな一歩かもしれませんが、それがよりよいSNS環境をつくるきっかけになります。
これからのアップデートに期待しつつ、自分に合った使い方を見つけていきましょう。